ヨルタモリ第１回（2014.10.19）の３つの謎　弟は誰か。国際信号旗の真意は？

2014/11/07 2015/02/08

ヨルタモリ第１回（１０月１９日）には、タモリ扮する関西の工場長の「弟」が登場していますがどんな人物なのか話題になっています。同時にバー「WHITE　RAINBOW」に飾られた国旗が船舶用の国際信号旗ではないかとの指摘もありました。

ヨルタモリ第１回の謎　関西の工場長の弟は誰？

１　ヨルタモリは毎回ゲストを招く番組ですが通常のゲストトークショー番組とは構成が大きく異なります。例えば「徹子の部屋」では当然ホステスの黒柳徹子がソファに腰かけていてゲストを迎える形式ですが、ヨルタモリでは番組冒頭にタモリはいません。しばらくの間バーのママである宮沢りえが場を持たせ、あくまでお客としてタモリが関西の工場長として来店する形です。

２　初回では関西の工場長は３５歳から４０歳くらいに見える男性を連れてきます。まずタモリが６３歳だと自己紹介しましたので、状況を見る限り付き添ってきた工場の中堅どころの従業員にしか見えませんでした。しかし意表を突くように工場長は「弟です」と紹介します。「弟」は工場長に話かけられた際に相槌は打ちますが基本的には全く言葉を発しません。

ポイント

これだけの情報しかないので、「弟」がどこの誰なのかは推理がかなり難しいのですが、あえてヒントを探すとすれば「チンチン」（あまり連呼してgoogleに叱られるといけないので以下TNTNと表記します）の場面でしょうか。「ヨルタモリ第１回の内容」で触れたように、工場長は往時の野球チーム西鉄ライオンズの三原脩監督が選手をリラックスさせるためにＴＮＴＮを触るようにしていたという逸話を提示しています。

その話題の中で「一説によると緊張している男のＴＮＴＮは違うらしんや」と言ったあと、突然「ちょっと触らせてみい！」と弟のＴＮＴＮを触る場面があります。このときの反応がポイントです。タレントなら多少驚いても番組の流れを壊さないような態度をとるはずですが、素人なら思わず素の自分が出てしまう場面です、

番組を見た限り、かなり驚いて体を引いて「驚くじゃないですか！やめてくださいよ」という表情でした。どちらかというと、田辺エージェンシーの素人スタッフというのが怪しいかと思います。また、もし若手俳優や若手芸人でプロモーションを兼ねているなら放送後それとなく氏名などの情報がリークされるはずなのですが、それもありませんでした。

一方で「笑っていいとも」や「タモリ倶楽部」などタモリの番組を多く手掛けている三木聡という方ではないかとの説もありますが、もう年齢も５０歳ですし基本的に長髪、ひげのスタイルですし、さらに鼻の形が少し違うように見え別人ではないかと思われます。

ヨルタモリ第１回の謎　国際信号旗

１　ヨルタモリのバー「WHITE　RAINBOW」の壁面には小さな国旗がいくつか飾られています。これは船舶関係の人によると船舶同士が視覚的にメッセージを伝えるための「国際信号旗」と呼ばれるもので、解読すると「いつかまた沼津で」というメッセージになるようです。

ポイント

タモリは姉が沼津在住でお好み焼き屋を開いていて時期があり、本人もスタッフを連れて訪れたことがあります。現在は閉店していますが「太助江浦店」という店（静岡県沼津市江浦514 マリンピア沼津１Ｆ）です。

（画像出典：http://ameblo.jp/izusketch/entry-10166404235.html）

またタモリは、幼いころ福岡の港によく船を見に行っていたそうで、現在もヨットや小型船舶に関心が深いことで知られています。「笑っていいとも」と小型船舶の免許の試験時間が重なって、一度だけやむなくいいともを欠席したこともあるくらいです。所有するクルーザーやヨットは沼津のハーバーに置かれており、何回か「タモリカップ」というヨットの大会を主催したこともあるくらいです。タモリカップの表彰式は上述の「太助江浦店」で行われていました。

タモリは実は家庭環境が複雑です。簡単に言うとある子供ができない夫婦が、それぞれの親類を結婚させなんとかして子孫を作ろうと模索し、実際に結婚に行き着きできたお子さんがタモリとその姉ということなのです。多少の無理があったのか両親は離婚され、父親はその後亡くなってしまっていますので、本当の肉親であるお姉さんとの縁は深かろうと推察できます。

このようにタモリは沼津への縁が非常に深く、「いつかまた沼津で」ということになったということなのですが、もう一歩踏み込むとより意味がはっきりしてきます。タモリカップの開催会場は以下のようになっているのです。

・２００８　沼津
・２００９　沼津
・２０１０　沼津
・２０１１　沼津
・２０１２　沼津
・２０１３　横浜と福岡（双方とも台風で中止）
・２０１４年９月　横浜と福岡

この経緯を考えると国際信号旗の意味は「いつかまた沼津でタモリカップを開催したい」と読むべきだと思います。